
平屋の外観参考イメージ(CG)。耐風性能や施工仕様を示すものではありません。
平屋だから台風でも安全、特定の屋根材なら修理が不要、と一律には言えません。建物の設計・施工・維持管理と、土地の浸水や土砂災害のリスクを分けて確認しましょう。
台風への備えは3つの視点で
- 材料と留付け方法
- 傷みや雨漏りの点検
- 自治体のハザードマップ
- 避難先と移動経路
- 屋外の物を片付ける
- 早めに避難情報を確認
平屋という形だけで耐風性は判断できません
階数や高さは建物を計画する条件の一つです。耐風性を確認するときは、敷地で想定する風、屋根や外壁の形状、接合部、窓・扉の性能などを設計者と確認します。平屋と2階建て、軸組工法と2×4工法を、名称だけで安全・危険に分けないことが大切です。
屋根材は種類だけでなく留付けを確認
瓦・金属屋根などの材料名だけで、飛散や雨漏りを防げるとは限りません。屋根材の固定方法、下地、施工状態、経年の傷みを合わせて確認します。国土交通省も、台風で屋根瓦に被害が出たことを踏まえ、瓦屋根の適切な緊結を含む強風対策を検討・推進しています。
外壁・窓と屋外の物も確認
飛来物による被害は屋根や外壁だけでなく窓にも起こります。窓や雨戸の状態、外壁のひび、雨どいの詰まりなどは、台風の時期になる前に点検しましょう。物干し竿や植木鉢など、風で飛ばされそうな物は、雨風が強くなる前に屋内へ片付けます。
点検や補修で被害を減らす備えはできますが、被害や修理がなくなる保証ではありません。屋根など高所の確認は専門業者に相談してください。
土地選びと避難の確認もセットに
標高が高い土地でも、斜面や周辺地形などの条件によって災害リスクは異なります。標高だけで判断せず、自治体のハザードマップで洪水・浸水・土砂災害などの想定を確認し、現地の排水や擁壁の状態も相談しましょう。
土地を選ぶ段階から、避難場所と避難経路を確認しておくことも大切です。台風が近づいたら、気象庁の情報や自治体の避難情報を確認し、危険が迫る前の行動につなげます。
家づくりの相談で確認したいこと
- 屋根・外壁・窓の仕様と施工方法
- 建物の点検・補修の相談先
- 敷地の災害想定と排水・周辺環境
- 避難場所・経路と日頃の備え
平屋か2階建てかだけで決めず、建物・土地・日頃の備えを合わせて考えましょう。今工務所では、家づくりや土地探しのご相談を受け付けています。
今の住まいの補修を検討している方へ


