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バルコニーの高さ|目隠しと転落対策

2023.07.19

目隠し壁と日差しを確認するバルコニーの参考イメージ

目隠しと採光を考える参考イメージ。実際の施工事例・寸法・安全性能を示すものではありません。

バルコニーで人目を気にせず洗濯物を干したい、外の空気を楽しみたい。そんなときは、壁の高さだけでなく、道路や隣家からの視線、採光・通風、安全への備えを合わせて検討しましょう。

高さを決める前に3つを確認

01 周囲の視線どこから見えるか

  • 道路と隣家の位置
  • 周りの窓や地盤の高さ
  • 立つ・座る・干す位置
02 暮らしやすさ光と風を確かめる

  • 室内への日差し
  • 通風と圧迫感
  • 洗濯物と作業の動線
03 安全への備え高さだけに頼らない

  • 手すりの形と強度
  • 足場になる物の配置
  • 補助錠・点検・見守り

目隠しの高さは敷地ごとに検討する

高い壁や目隠しは、横方向からの視線を遮る方法の一つです。ただし、隣家の高い窓や離れた建物など、上方から見える場合もあります。「高さ160cmなら完全に隠れる」「どの角度からも見えない」とは一律に判断できません。

洗濯物を干す位置や室内で過ごす場所から、実際に気になる方向を確認しましょう。必要な部分だけ目隠しを設ける方法も含め、設計図や現地で見え方を検討します。

目隠しと採光・通風を一緒に考える

壁を高くすると、視線を遮りやすくなる一方で、光や風が入りにくくなったり、圧迫感が増したりする場合があります。格子やパネルも、すき間、角度、材質によって見え方が変わります。目隠しの効果と室内の明るさを両方確かめましょう。

手すりの高さと子どもの転落対策

建築基準法施行令第126条には、屋上広場や2階以上のバルコニーなどの周囲について、1.1m以上の手すり壁・さく・金網を設ける規定があります。建物への適用条件や高さの測り方、地域の基準も含め、具体的な計画は設計者に確認してください。

壁を高くするだけで、子どもの転落を防げるわけではありません。登りやすい手すりや、踏み台になる物があると、乗り越える危険があります。

  • 手すり付近に椅子、植木鉢、ごみ箱などを置かない
  • 室外機の位置や登れないための対策を検討する
  • 子どもの手が届かない位置の補助錠などで出入りを管理する
  • 窓・網戸・手すりの傷みや不具合を点検する
  • バルコニーで子どもだけを遊ばせない

見守りと環境づくりを合わせて行いましょう。網戸は転落を防ぐ柵の代わりにはなりません。

相談時は使い方と周囲の状況を伝える

「洗濯物を隠したい」「室内から外を見たい」など、優先したい使い方を整理すると、壁の高さや素材を比較しやすくなります。周囲の建物、日差し、風、子どもの安全、掃除や点検のしやすさを含めてご相談ください。

参考:建築基準法施行令(e-Gov法令検索)、消費者庁「窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!」。

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