平屋で、リビングからつながる屋根付きの屋外空間を検討するときは、テラスやデッキ、軒下空間の位置と使い方を具体的に考えましょう。くつろぐ場所や洗濯物を干す場所など、目的に合わせた計画が大切です。
この記事は2022年11月公開の記事を、2026年10月23日に内容確認・更新したものです。
呼び名より形を確認する
軒下を使う例

屋根・床・室内への出入口の位置を見比べる参考写真です。
囲いを設ける例

ガラスで囲ったテラスの参考イメージです。採用する建具や積雪対応の仕様は個別に確認します。
呼び方の違いを確認
インナーバルコニーは一般に、建物の内側に取り込むように設けた、屋根のある上階のバルコニーを指します。平屋の地上階でリビングにつながる空間を考える場合は、屋根付きテラス、デッキ、軒下空間などとして、床・屋根・壁の形を確認する方が具体的です。
「インナーテラス」などの呼び方もありますが、呼び名だけでは屋内なのか、外に開いた空間なのかは分かりません。打合せでは図面や写真で、雨が入る範囲、窓や囲いの有無、室内との段差を確認しましょう。「囲いを設ける例」は、屋根とガラスの囲いがあるテラスの参考イメージです。外に開いたテラスとは、雨風の入り方・換気・夏の暑さが異なります。地域の積雪に対応した仕様は、敷地と建物ごとに確認します。
暮らしに合う使い方を考える
屋外でお茶を飲む、植物を育てる、洗濯物を干すなど、使いたい場面を整理します。家具や物干しを置いた後も通れる広さ、室内から出入りする動線、水や電源の必要性を確認しましょう。
屋根の奥行きや壁の配置によって、雨のかかり方、日当たり、風通しは変わります。屋根があっても横からの雨雪が入ることがあり、洗濯物が必ず乾くとは限りません。室内物干しなど、使えない日の代替方法も考えておくと便利です。
雨雪・採光・視線を確認
雨雪の確認ポイント
屋根からの落雪、吹込み、雪の置き場所、排水や凍結などを敷地条件に合わせて確認します。後付けの屋根も、地域の積雪や既存建物に適した仕様かを施工者と確認しましょう。
採光の確認ポイント
深い屋根や囲いで室内が暗くならないか、窓の位置と合わせて検討します。
視線の確認ポイント
道路や隣家から見える範囲を確認します。建物の内側にあるだけで、プライバシーが必ず守られるわけではありません。
安全と手入れの確認ポイント
床の滑りやすさ、段差、清掃、排水口の点検、材料の維持管理を確認します。
費用と室内の広さも比較
屋根付きの屋外空間を設ける場合は、居室や収納、庭、駐車スペースとの配分も考えます。家族の使い方によっては、広いテラスよりも室内の物干しや収納を優先する方が合う場合もあります。
床・屋根・囲い・照明などの工事費と維持管理、必要な申請や建築上の扱いは、設計者・施工者と確認しましょう。今工務所では、五所川原周辺の平屋について、敷地と暮らし方に合わせた屋外空間をご相談いただけます。


