
土地から新築するか、中古住宅を買って改修するかは、購入価格だけでなく、必要な工事と入居後の支出をそろえて比べると判断しやすくなります。金利のニュースは資金計画を見直すきっかけになりますが、購入を急ぐ理由として一律に考えることはできません。
10月の金利と適用条件
2026年10月資金受取分・融資率9割以下の掲載条件です。
対象期間・団信・融資率などの条件を見る
住宅金融支援機構の公表では、2026年10月資金受取分・借入期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付きのフラット35は、金利範囲が年3.830~5.840%、最も多い金利が年3.830%です。融資率9割超では範囲・金利水準が異なります。
金融機関、団信の種類、金利引下げの適用条件などによって金利と手数料が変わります。資金を受け取る月の条件を確認してください。フラット35の公式金利情報(2026年10月12日確認)
金利による返済例の違い
借入額2,000万円、35年・420回、元利均等、ボーナス返済なし、全期間同じ金利と仮定した概算です。手数料・税金・保険等は含めません。
仮定金利 年3.46%
82,195円/月
返済合計 約3,452万円
仮定金利 年3.83%
86,527円/月
返済合計 約3,634万円
差額:月 約4,332円
35年間の返済合計では約182万円の差
計算例の注意点・公式シミュレーション
これは条件をそろえた計算例で、融資承認や実際の支払額を保証するものではありません。住宅金融支援機構のシミュレーションや金融機関の見積で、借入額・期間・自己資金・諸費用を含めて比較しましょう。
新築・中古改修の総費用
土地+新築
土地代+建物+必要工事
土地代と建物本体に加え、造成・地盤改良・給排水・外構・既存建物の解体など、候補地ごとの工事を確認します。建築条件、接道、法令、積雪時の駐車や除雪、入居までの期間も比べましょう。
中古購入+改修
購入代+改修+諸費用
購入代金に、屋根・外壁・水まわり・断熱・耐震など必要な改修費を加えます。築年や増改築履歴、図面、建物調査の結果によって工事範囲と費用が変わります。「中古なら必ず安い」とは判断できません。
骨組みを生かす大型改修も、残せる部分を調べてから新築・建替えと比較します。掲載事例と同じ費用や性能になるとは限りません。
買う前に確認する5つの項目
01 土地と建物の資料
境界、接道、建築条件、建築年、増改築の図面や確認資料。
02 建物の状態
屋根・外壁・床下・小屋裏、水まわりや配管、窓と断熱、耐震の確認。
03 工事と総額
必要な改修・解体・付帯工事・諸費用、追加費用が生じる条件。
04 資金と日程
契約時から融資までの支払時期、引渡しと入居時期、手元に残す資金。
05 入居後の支出
返済、税金、保険、修繕、光熱費、日々の生活費。
調査で分からない部分が残る場合は、追加調査や費用の扱いも決めておきましょう。月々の返済だけでなく、暮らし全体の支出で比較することが大切です。
候補選びは総額の整理から
通勤・学校・雪の日の移動、希望する部屋、予算、入居時期をまとめると候補を比べやすくなります。地域の平均地価だけでは、個別の土地の条件や総額は分かりません。
当社への相談では、土地・新築・中古改修の見積範囲を整理できます。個別の物件の販売状況と調査可否はお問い合わせください。融資の審査・条件は金融機関へ確認します。


