
総予算と支払い時期を考える参考イメージ。
注文住宅では、土地代や着工金・中間金など、建物の完成前に支払いが必要になることがあります。総予算に加え、「いつ支払うか」と「いつ資金を受け取れるか」を確認することが大切です。
住宅ローンの相談で確認する3点
- 土地取得の費用
- 建物・付帯工事
- 登記・融資・保険など
- 土地代の決済日
- 着工金・中間金
- 完成時の残代金
- 融資の実行日
- 分割実行・つなぎ融資
- 金利・手数料・返済
完成前の支払いをどう用意するか
土地と建物の費用を一つの計画で考えていても、すべての資金が土地購入時に受け取れるとは限りません。自己資金での支払い、土地先行融資や分割実行、住宅ローン実行までのつなぎ融資など、利用できる方法を金融機関に確認します。
名称、契約本数、審査方法、実行できる回数や時期は商品によって異なります。「土地先行融資だから必ず二本のローン」「完成・引渡し後に必ず同日全額実行」と一律には決められません。つなぎ融資を使う場合も、金利・手数料と返済方法を総予算に含めましょう。
契約・工事と並行して進める4段階
STEP 1総予算と返済額
自己資金、今後の生活費、教育費、修繕などを踏まえて予算を考えます。土地探しと建物の計画を並行し、付帯工事・諸費用も含めた見積りを用意します。
STEP 2書類と支払日の確認
事前審査・正式審査の時期、契約書や図面などの必要書類、融資の対象と実行日を確認します。土地の決済日と工事の支払予定を伝え、完成前の資金が不足しないか確かめます。事前審査の通過が正式承認を保証するものではありません。
STEP 3契約・審査・工事の調整
土地売買や工事請負の契約時期は、審査に必要な書類や各契約の条件に合わせて確認します。土地と建物を必ず同時に契約するとは限りません。土地代や工事代金を、合意した支払日と資金調達方法に沿って支払います。
STEP 4完成時の手続き
完成後の検査、必要な証明書、借入契約、登記・抵当権設定など、利用する商品の手続を確認します。フラット35では、資金受取りの手続前に適合証明書の提出が必要です。融資実行と残代金の支払い、引渡しの予定を関係者で調整しましょう。
相談時に持っておくとよい情報
- 希望する土地と建物の概要・見積り
- 自己資金と希望する返済額
- 土地代・工事代金の支払予定
- 希望する入居時期
ローンの審査・金利・融資条件は金融機関にご確認ください。
参考:住宅金融支援機構「フラット35 住宅を建設する場合の手続」、SBI新生銀行「土地購入だけで住宅ローンは使える?」。


